Skip to main content

Posts

Showing posts from 2005

<振り込め詐欺>携帯番号の変更通知で被害 北海道の主婦

 27日、北海道千歳市内の主婦(56)から現金400万円の振り込め詐欺に遭ったと通報があった。主婦は数十日前、息子を名乗る男から携帯電話番号の変更を知らされ、この日、たまたま息子への用事ができたため、電話をしたところ、だまされたという。警察は被害者からの電話を待つ新手の振り込め詐欺とみて捜査。 コメント: これって騙された内容が書いていないので分かりにくかったんですが要するに 息子と名乗る男から携帯電話番号が変わったという電話が入る ↓ しばらくして親が息子らしき男に電話する ↓ そこで息子と名乗る男から金が必要になったので振り込んでくれといわれる ↓ しばらくして騙された事に気づく ということなんですかね。事前に種まいとけば向こうからカモがやってくるんですからよく考えたもんです。自分が掛けた電話でだまされるとは思わないという心理状態なんでしょうね。

「ママはスパイ」、元CIA工作員の息子が正体ばらす

 [ヒューストン 29日 ロイター] 米政府高官により身元を漏えいされた米中央情報局(CIA)元工作員のバレリー・プレームさんは、今度は自分の息子に正体をばらされてしまった。  ウィルソン元駐ガボン米大使とその妻プレームさんが29日、間もなく6歳になる双子の息子を連れてこっそりと休暇先に向かおうとしていたところ、息子の1人が「僕のパパは有名で、ママは秘密スパイなんだ」と周囲に宣言した。  休暇先に向かう空港内で短いインタビューを受けたウィルソン元大使は、現在の捜査状況がどうなっているか知らないとし、特別検察官とは2度話しただけで、9月下旬が最後だと述べた。  プレームさんはインタビューを受けず、息子らとともに離れた場所に立って待っていた。  元大使はCIAを退職したプレームさんについて、CIAでの仕事を満喫し、今後はより多くの時間を子供たちと共に過ごせるだろうと述べた。 コメント: これまるでホームコメディ映画みたいですね。

「怒おやじ」有田哲平のテク

12月30日深夜放送のTV東京「怒おやじ」で処女だという女性3人相手に有田哲平が説教?をするというような番組をやっていた。 この中で有田が使った手が 3人に目をつぶらせてひとつ質問を出す。 「この中で本当は処女を捨ててもいいと思ってる人は手を挙げて」  しばらくして 「はい、おろしてください。」と有田  *実際は誰も手を上げていない てな感じだったのだが、このあと女の子たちは誰が手を上げたのかお互い疑心暗鬼になり3人はガタガタに。 有田、うまいなぁと感心しきり。

耐震偽装事件:「きっこのブログ」から予想外の展開に!

きっこのブログ 2005.12.19 イーホームズ社長からのメール 「きっこの日記」と「きっこのブログ」は、無断転載、無断転用を禁止にしてるけど、それは、あたしが苦労して書いてる文章を勝手にコピーして、自分のブログとか掲示板とかに貼りつけるマナー違反者が多いからだ。だけどこれは、あくまでも「無断」で転載したり引用したりする行為について警告してるワケで、事前でも事後でも、たったヒトコト、「引用させていただきました」って言うメールを送ってくれれば、何の問題もない。それから、リンクに関しては、基本的にリンクフリーなので、わざわざメールしてくれなくても、自由にリンクして欲しい。とは言っても、良識ある人であれば、きちんと「リンクさせていただきました」って言うメールを送ってくれるけど。 それで、あたしのとこには、毎日たくさんのメールが届くんだけど、その中には、「引用させていただきました」とか「リンクさせていただきました」って言うメールも多い。だけど、毎日何十通も届くので、目を通すだけでも大変で、とても1人1人にお返事を出すことができない。だから、相手にはマナーだの良識だのって言ってるワリには、あたし自身がロクに返事も書けないのでホントに申し訳ないんだけど、「転載や引用については必ずあたしに確認を取って欲しい」ってことと、「リンクはご自由に」ってことでヨロピク‥‥なんて言ってたら、こんなメールが届いた。 さるさる日記-きっこの日記の読者さんからメールが届きました. お名前:藤田東吾 E-mail:xxxxx@ehomes.co.jp コメント:きっこ殿はじめまして、イーホームズの藤田と申します。今般の耐震偽装事件に関して、あなたが作成しているブログには、私たちでは関知し得ない、この事件の全容解明に資する重要な情報があると思います。内容において、私どもに対する一部辛辣な表現もありますが、全容解明に資する情報の存在を優先して、弊社のトピックスにてURLをリンクさせて頂きました。ご了承のほどお願い申し上げます。下記のトピックスのNo.7にリンクを張りました。 http://www.ehomes.co.jp/SITE1PUB/sun/6/news/report69.html?t=1132554453386 では宜しくお願い申し上げます。 イーホームズ株式会社 藤田東吾 どっひゃ〜! 本人

<振り込め詐欺>パチンコ店のサクラに誘い、主婦被害

 青森県弘前市の主婦(58)が、パチンコ店の“サクラ(客寄せ)”でもうけられると電話で誘われ、出玉の「保険料」名目などで現金計約77万円をだまし取られたと弘前署に被害届を出した。警察庁には同様な手口は全国から報告されておらず、新手の振り込め詐欺として署が注意を呼びかけている。 調べでは、主婦は8月下旬、「全国遊戯システムビジネスセンター」という架空の会社から、玉がよく出ていると他の客に見せかけるためのサクラを募集するダイレクトメールを受け取った。記載された番号に電話すると、男の声で「必ず勝てるように台を遠隔操作する。出玉の5割が取り分になる」と誘われた。 男は「10万円コース」など、出玉の金額に合わせたコースを紹介し、「出玉全部を持ち逃げされないように」と保険料の振り込みを要求した。主婦は「100万円コース」を申し込み、指定された保険料20万円を関東の銀行口座に振り込んだ。 主婦は、男の指定した弘前市内のパチンコ店に行き、指定された台に座ったが、一向に玉が出なかった。 男に電話すると、今度は「遠隔操作の電波が悪い。アンテナが必要」などと、設置費用を持ちかけられ、結局8回にわたり計77万1000円をだまし取られたという。 いつまでたっても勝てない主婦が詐欺に気付き届け出た。 署には、ほかにも数件、同様な相談が寄せられているという。 コメント:だまされるほうが悪いというのも分かるし、被害者も騙す側に加担しようとしていたので同情はしないが、その考えだと一向に詐欺がなくならないのもまた事実。こうゆうのは一度信用してしまうとなかなか見抜けなくなるもんだと再認識。

<国勢調査>650億円投入も、拒否続出 時代にそぐわず

 1日に実施された国勢調査の評判が散々だ。「面会できない」と調査員が嘆く一方、住民の間では「何で詳しく調べられるのか」と不満が募る。650億円を投入した5年に1度の国勢調査は時代の変化に合わなくなっている。【野島康祐】 埼玉県川口市の男性調査員(63)は、自宅周辺の49世帯に調査票を配布した。しかし、明らかな居留守や不在、オートロックのため集合住宅に入れないなどで「配布作業も大変なうえ、実際に回収できたのは22世帯」だった。会えなかった残り27世帯には、「ご在宅の日時をご連絡いただければ受け取りにうかがいます」と書いたメモを郵便受けなどに入れたが、連絡があったのは1世帯だけ。 あるマンションでは管理人に「せめて、入居者の名前だけでも教えてほしい」と頼んだが、「プライバシーの侵害になる。教えられない」と断られた。この調査員は5年前の国勢調査も担当したが、その時は対象の35世帯から相当数の回収ができた。 「調査員の成り手がいないと町会長に頼まれてやってきたが、相手にたどり着くことがますます困難になった。朝から夜まで回っても協力が得られない。もうこりごりだ」。調査票の回収期限は10日だが、調査員は5日から残り世帯の回収作業を放棄した。 一方、調査の仕方を問題にする声も多い。東京都杉並区のアパートに1人暮らしの女性会社員(26)。今月1日にカンボジアから帰国し、調査票の封筒の中にあったメモを見て驚いた。「10月1日 海外旅行」と書いてあった。調査員が備忘録として書いたメモを誤って封筒に入れたようだ。「出国前、同じアパートの友人に旅行に行くことを伝えていた。調査員が友人から聞いたのだと思うけど、自分のプライバシーが知らないところで人づてに流れることは絶対いや。調査票は自宅に置いたままにしている」と憤慨する。 調査票を回収できない世帯について、自治体側は調査員に対して世帯員数、氏名、男女別の3項目について、近隣の住人などから聞いて報告するよう求めている。だが、勝手に調べられることへの抵抗感は強い。 調査票の記載項目には、世帯主と家族の氏名のほか、就業先の会社・事業所名、仕事の内容、住居の床面積などもある。東京都八王子市で6人暮らしの男性弁護士(41)は 「最近は(町中で)アンケートを求められても、余計なことは書かないようにしようという気持ちが強い。なぜ会社名を書かなきゃいけない

キーボードのタイプ音から情報漏洩のおそれ--米研究者らが報告

 新たな脆弱性が見つかった。それはキーボードをタイプする時の音だ。  カリフォルニア大学バークレー校(UCB)の研究者によると、キーをタイプする際に出る音を録音し、各キーから出る音の違いを分析して、入力された文字を割り出すことが可能だという。また、一般ユーザーは毎分300文字程度しか入力しないため、ユーザーがキーを叩いている間も、個々の音を分離するための十分な時間がとれるという。  UCBの研究者らは、ユーザーがキーボードをタイプしているところを録音した10分ほどのサンプルをいくつか用意した。そして、あるアルゴリズムを使って分析した結果、入力された文字の最大96%を再現することができたという。  このテクニックは、周囲で音楽が流れていたり、携帯電話の呼び出し音が鳴っていても、問題なく使えた。また、ごくふつうの録音用機器を使って、いわゆる「静音型」キーボードの音を録音した実験でも機能した。  このテクニックを使われると、どんな書類を作成していても、内容を割り出されてしまうが、UCBのコンピュータ科学/情報管理学教授でこの研究の責任者を務めたDoug Tygarは、この実験はあくまでパスワードのもろさを浮き彫りにするためのものだと述べている。  「認証の仕組みとしてのパスワードには絶対に見直しが必要だ。この攻撃方法は難解なものではない。多少はコンピュータ科学の知識が必要だが、どこにでもある部品を使ってできてしまう。実験に使ったマイクは10ドルのものだった」(Tygar)  今回の実験は、IBMのDmitri AsonovとRakesh Agrawalが行った研究に基づいたものだ。両氏は、キーボードから出る音を録音し、そこからタイプ入力したテキストの80%を再現する様子を公表した。ただし、これらの実験は緻密な管理下で行われたものだった。  なお、UCBによる実験の結果は、11月10日にバージニア州アレキサンドリアで開催されるAssociation for Computing Machinery Conferenceで発表される。

ピアノマンは“芝居” ドイツ人が告白と英紙

ピアノマンは“芝居” ドイツ人が告白と英紙  謎の「ピアノマン」として話題になり、22日にドイツ人と報じられた男性(AP=共同)  【ロンドン22日共同】22日付の英大衆紙デーリー・ミラーは、英国の海岸で4月に保護され、謎の「ピアノマン」として世界的に話題になった男性について、医師らを「かついでいた」と報じた。報道が事実ならこれまでの男性の振る舞いは芝居だったことになる。男性は最近、医師らに自分がドイツ人であることを打ち明け、ドイツに帰ったという。  男性が入院していた病院関係者の話として伝えた。当初はプロ級と伝えられたピアノの腕前も実際は同じキーを繰り返したたくぐらいで、男性もそれほどうまくないことを認めたという。  同紙によると、保護されてから無言を通してきた男性は今月19日、看護婦に「今日は話してくれるの」と問い掛けられると「イエス」と答え、病院関係者を驚かせた。(共同通信) コメント: 誰だよ!プロ級とかぬかしたのは?この程度でも場合によっちゃあ簡単に人はだませるんですね。

<悪質リフォーム>年金夫婦は上客 元営業マン、その手口は

 「狙うのは年金生活の夫婦」「『ご苦労さま』と言う人は契約を取りやすい」――。昨年まで約3年間、大手リフォーム会社の営業担当だった男性(38)が毎日新聞の取材に応じた。男性はシステムバスの販売を担当。近隣での工事を装い、欠陥がなくてもあるように指摘するなど消費者心理につけ込む手口や、マニュアル作成、演技指導を行うなど会社側の「社員教育」の実態などを赤裸々に語った。【須山勉】  ■近くで工事  営業マンは工事監督の服装で、近隣で工事をしているように装い、割り当て地域の各戸を回る。「この先の工事で、前の道をウチの車が何度か行き来するかもしれませんので」と明るく元気にあいさつする。  この際「分かりました」という人より「ご苦労さま」と応じる人の方が話が進む。帰り際に「あ、そうだ。おうちの横から出ている水を止めておかないとダメですよ」などと話しかけると「どこ?」と聞き返す確率が高いからだ。こうした問題点の指摘を、業界では「投げかけ」と呼ぶ。  ■演技力がすべて  古い家の風呂だと、外側の基礎部分に水のシミがあることが珍しくない。営業マンは「ここだ。かなり染みちゃってるな」と驚いてみせる。ひざをつき、顔を近づけるなどして心配しているように振る舞う。  「どこ?」と言われたら、自分の影でも何でも色づいている所を指して「こんなになっている」。「どうすればいいかしら?」と問い返す人も少なくない。これで家に入るきっかけができる。  ■役割分担  風呂場に案内されたら、排水口のふたを開けるなどし「他の業者に見せると壊さないといけない」と持ちかけ、「原因調査」のために自社の「専門家」を勧める。実際は「つなぎ」と呼ぶ別の営業マンが訪問し、ハンマーでたたくなどし「水が回ってますね」などと“診断”。風呂はダメと思いこませる。  この際も「近くで工事しているから、今なら安い」と言うのは忘れない。「いくら?」と来れば、後は「クローザー」と言われる契約担当者が登場する。  ■マニュアル  営業トークはマニュアルでほぼ統一され、上司による「演技指導」もあった。ただ、マニュアルは手口を変えていくため、頻繁に更新される。最高の客は年金生活の夫婦暮らし。経済的余裕があるからだ。営業所での朝礼で、営業マンは一人ずつ大声で「今日は絶対『年金AB(年金暮らしの夫婦のこと)』両面アポにこだわります」と誓わされていた

パスワードは校長名=生徒が中学のネット侵入-同級生200人の成績入手・北海道

注意するのはてめえ(学校側)だろ! 北海道江別市の立命館慶祥中学校(西脇終校長、生徒数547人)で、生徒が学校のパソコンから教職員用の校内ネットワークに侵入し、同学年の生徒約200人の成績などの個人情報を入手していたことが、4日分かった。生徒は「情報管理の甘さを指摘したかった」と話しているという。学校側は違法行為に当たるとしてこの生徒を注意するとともに、保護者らに謝罪した。 同校によると、生徒は、校内にあるパソコンに 校長の名をパスワードにして入力 すると教職員用校内LANに侵入できることを偶然知った。5月末に侵入し、同級生ら約200人の氏名、住所、出席番号と教科ごとの成績の情報を取り出してコピー、印刷した紙を教頭に見せた。  (時事通信)

どこも何かが持ち込まれるより、持ち出されることを警戒している

NYの美術館に自画持参、名作の間にちゃっかり展示  【ニューヨーク=大塚隆一】ニューヨークの4つの有名な美術館や博物館に、悪ふざけ画家の「作品」がこっそり持ち込まれ、数日間、だれも気づかないまま堂々と展示されていたことがわかった。 犯人は「バンスキー」と名乗る英国人男性だが、正体は不明。狙われたのはメトロポリタン美術館、近代美術館、ブルックリン美術館とアメリカ自然史博物館。 美術館には「ガスマスクの女性」やアンディ・ウォーホル風「トマトスープの缶」などの絵を展示。博物館には「翼とミサイル付きの本物の甲虫」を飾った。 男は電話でロイター通信に、今月13日の開館中に仲間と協力して作品を持ち込み、名作の間に飾ったと語った。メトロポリタン美術館は1日で気づいたが、近代美術館は4日後だった。 警備は厳しいはずだが、男は「どこも何かが持ち込まれるより、持ち出されることを警戒している」と“盲点”を指摘した。男は昨年もパリのルーブル美術館などで同じいたずらをしているという。

「アフリカ人の見分け無理」他人旅券で相次ぎ出国図る

「アフリカ人の見分け無理」他人旅券で相次ぎ出国図る  関西空港で昨年末、「アフリカ黒人の顔は、顔写真と少しぐらい違っても、アジア人には見分けはつかない」と、アフリカ諸国の不法滞在者が堂々と素顔で他人になりすまし、相次いで出国しようとして摘発されていたことが11日、大阪入国管理局関空支局の調べでわかった。  いずれも長期間、国内で不法就労したうえ、比較的顔つきが似た別人の正規旅券を用意していた。同支局はアフリカからの不法就労を専門にあっせんするブローカーが存在し、出国方法をそそのかしたとみて割り出しを進めている。  同支局が昨年10月末から12月末にかけ、出入国管理法違反(不法残留)容疑で退去強制処分にしたのは、ウガンダ、ガーナ、ナイジェリア、タンザニアの男女7人。アフリカ諸国の外国人が関空で集中的に摘発されたのは初めて。  調べでは、7人は関空の出国審査場で、日本に在留許可期間内に滞在している、それぞれの国の別人の旅券を提示。旅券の顔写真との違いや年齢差などから不正が発覚した。7人は当初、審査官に対し「私の旅券だ」などと言い張っていたが、顔の違いを追及されて別人であることを認めた。  いずれも日本で就労しようと、短期滞在用(90日間)のビザを取得して入国。中古車の販売員や土木作業員などをして働いたといい、約9年間、不法残留していたケースもあった。  これまでの「なりすまし」の手口は、カツラやヒゲなどで変装したり、偽の出入国証印を押した偽造旅券を使ったりするのが主流。  7人は「顔写真と少しぐらい違っても、アジア人の審査官には見破れないと言われた」などと口をそろえ、旅券は「譲り受けた」と供述したものの、こうした手口での出国を勧めたとみられるブローカーについては黙り込んだという。  不正に使われた旅券の正規所有者は、国内にいるとみられるものの、ほとんどの所在は不明のままだ。  法務省入国管理局によると、2003年のアフリカ諸国からの短期滞在入国者は1万1253人で増加傾向にあるという。  人間の顔の違いに詳しい上野吉一・京都大助教授(比較認知行動学)の話「顔の見方は文化の違いと関係している。一般の日本人は、韓国など同じアジア系だと顔全体で見て人を区別できるが、見慣れない黒人の特徴的な顔の部分に目がいってしまうと、見分けられないかもしれない。ただ、常に外国人と接している審

119番 声が出せない急患「受話器たたいて答えて」 東京消防庁ナイスプレー

これぞプロ! 119番 声が出せない急患「受話器たたいて答えて」 東京消防庁ナイスプレー 機転を利かせセーフ 東京都内のアパートで突然、脳梗塞(こうそく)を発症し、声がでなくなった男性(57)から119番通報を受けた東京消防庁の職員(39)が、機転を利かせてアパートを割り出して、男性を救出した。男性の命をつないだのは、モールス信号ならぬ、受話器をたたく「トン、トン、トン」という音だった。東京消防庁には救急車を求める119番通報が1日約1900件あるが、職員は「無言の叫び」を聞き逃さなかった。  一一九番を受信する総合指令室に男性から通報があったのは十三日午後七時二十分過ぎ。「救急…」と、かすかな声が聞こえたが、荒い息とともに、まもなく言葉が途絶えた。 固定電話だと、発信元を逆探知して救助に向かえるが、男性の通報は携帯電話。「これは緊急事態だ」と察知した職員は「合っていれば、受話器をたたいて」と男性に呼びかけて二十三区名を順に読み上げたところ、十三番目の練馬区で「トン、トン」と応答があった。職員はこの手順で町名や番地、アパートの部屋番号までを特定し、救急車を向かわせた。 駆け付けた救急隊員が、玄関先で携帯を握ったまま倒れていた男性を発見。男性は一命を取り留めた。  京都市では平成十二年、脳梗塞で倒れた男性が二十回も一一九番通報したのに、意識が混濁し声を出せなかったことから、消防局が「いたずら電話」と判断。男性を二日間放置した。男性はその後、慰謝料を求める訴えを起こし、京都地裁が「いたずらを前提とした消防局の対応は不法行為にあたる」と、市に慰謝料の支払いを命じた。  東京消防庁によると、救急車を求める一一九番通報は昨年一年間で七十万二千三百件。一日あたり約千九百件の計算になる。火災を知らせる一一九番通報やいたずらもあり、総合指令室は忙しいが、同庁は「通報者のかすかな異変にとことんまで確認するよう指導しているのが功を奏した」としている。