あるAnonymous Coward 曰く、 Ars Technicaの記事「12% of e-mail users have actually tried to buy stuff from spam」によると、電子メールユーザの12%がスパムメッセージに答えたり、製品を購入しようとしたことがあるそうだ(/.本家)。 迷惑メール対策に取り組んでいるMessaging Anti-Abuse Working Group (MAAWG)が電子メールユーザを対象に行った調査では、3分の2以上の人がインターネットセキュリティについて若干~豊富な経験があると回答し、大多数の人がスパム対策のために何らかのフィルタを活用していると回答していたとのこと。また82%の人がボットやボットネットを知っていると答えたが、自分がその被害に合うと考えている人は少なかったという。 スパムメールに関しては、1度もクリックしたことが無いと答えた人は48%であったとのこと。ということは残りの52%は少なくとも1回はスパムメールを開いたり、それに応じたりしているということになる。その理由には誤まって開いてしまったり、理由は分からないが開いてしまったという人、また「どうなるか見てみたかった」というユーザもいたという。そして全体の12%の人がスパムメールに掲載されている製品やサービスが目的であったと答えたとのこと。 俄かには信じられないような高い割合のようだが、これ程多くのスパムメールが送られてくる理由が垣間見えたような気がする。なお、この調査は、企業のITスタッフによって管理されていない電子メールアドレスを持っている米国人800名を対象に、電話およびインターネットを通じて行われたとのことだ。 コメント: こうやって数字で見せないと気付かないのかもね。 「こんなんでもクリックする奴がいるんや~」という驚きが今日もスパムを増やしていると。